「変態だよ!レンナちゃん」

アダルト席

「なぁ、ですよ」Kがビールの缶を傾ける。

「あ、恐縮です」ですの手が震えている。

「なーに震えてるんだぁ?」

「いや・・・できあがったいい年の女性が苦手なんです・・・」

「いい年ってなんだぁ?オバサンってことかぁ?」

「いえ、いい年頃の・・・」

「いい年頃の・・・オバさんかぁ?」

(だからヤなんだよ酔っ払いは・・・)

「人気投票とかしたら私、何位なのかなぁ」ムッハー

(K先生、ビール臭いなぁ・・・こんなに絡む性格とは思わなかった)

タッ!

「あっ!ですさんの頭に矢文が突き刺さった!」

「お?いや、あせるな美由紀!致命傷だ!んで何て書いてあるんだろうな」

 

--極・メイドインジャパンも20話まで続けてこのようなパーティーを続ける事

                                  バレン--

 

「こりゃあムリだぁ、ハッハッハッ!」

ストン!

「あっ!K先生の頭にも矢文が!」

「美由紀あせらないで!致命傷よ!」

「そうか、びっくりしたよ小百合、で、文章は?」

「矢しかない、ただの攻撃ね!さあ続けて飲みましょ」

「うん、飲みましょ」

 

 

ザリィ・・・ザリィ・・・

ボディに思い切りパンチを食らった丸山は、はいずりながらマイクの方へ行く。

その右手には祝賀コメントが。

(絶対にレンナ終われとかあるはず!あるはず!ガンバレ私!ガンバレ次の主人公!丸山!)

皆が陽気に騒いでいる間、何とかマイクへたどりついた。

(着いたッッ!読んでやる!)

「えー、それでは祝賀の一部を読ませて頂きます!!」

皆が一斉に丸山の方を見る。

丸山がコメントの紙を開いた。

「丸山ざまぁ・・・」*コメントありがとうございました

ハハハハとまわりから笑いがこぼれる。

丸山は倒れたが、右手にスイッチを持っている。

「お前らーっ!このスイッチはこの会場を一発でこなごなにする爆弾のスイッチだ!こんな会場爆破してやるっ!」

「あら丸山ちゃん?」

「ん?俺だけの楽しみで登場する女神様?」

「そんなことされたら迷惑だから、改造しといたわよ、魔法で」

「魔法でって・・・魔法で・・・こ・・・この丸山が魔法なんかに屈するはずがない!」

「どうなっても知らないわよ?丸山ちゃん」

「押すねっ!」

ガシュッ!

女神の踵落としが丸山の脳天に突き刺さった。

「ほらね・・・悪いことはいわないってのに丸山ちゃん・・・」

「こ・・・これ改造とは言わない・・・魔法じゃなくて肉弾攻撃だし・・・」

                          丸山リタイア

 

「クッ!クリス!?」隆二が叫んだ。

「はーいご主人様、魂10分の3残して、こっちはこっちで大天使にランクアップしてたんですよ!」

「おおっ!」隆二が涙ぐむ。

「やっぱり私なんかにカレシが出来るわけなかったんだ・・・あんな綺麗な人・・・」

                                  ラビ、鬱により静かにリタイヤ

 

「あっ!ラビ!しまった!クリスすまん!」

隆二はクリスに食卓の塩を投げつけた。

「悪霊扱いかよー」クリスは塩の中に影のように消えて行った。

                                  クリス、昇天

「うわーっ、人が集まると面白い!リタイヤの連続だーっ!」

「おいレンナ、お前酒のんでないか?」

「小雪ちゃん、私は未成年ですよ!」

「顔赤いぞ、フラフラしてるし」

「うっぷ!」

「ほらほら!飲むから吐くんだよ、このビニール袋に・・・」

ビチャビチャビチャ・・・

「丸山の上に吐いた・・・」

「あはははははは」

「レンナ・・・ひどいなぁ・・・まあ丸山だからいいけど」

 

「麻子ちゃん!」「麻子ちゃん!」

「ぎく・・・あ・・・チサちゃん、絵里ちゃん・・・」

「さっきからいいシーン撮って来たみたいね・・・三人で鑑賞会しない?」

「うん・・・ばれてたんなら・・・いいよ・・・」

「じゃあ二次会へ行って、三次会は三人同時にイくガチボクシングで!」

「あっ!」「あふっ!」「あはっ!」

                      麻子、チサ、絵里、想像気絶リタイア

                          それを草の陰から聞いていた大字ちゃんも気絶リタイア

 

「祝辞を読み忘れておる!皆の者!」ハラが祝辞の紙を持っている。

「おお・・・まさにオールスターズですね」 *ありがとうございました

 

おおーパチパチパチパチ

 

「聞いたか!オールスターズなんだ、皆で飲み食いをして楽しもう、レンナを祝いながら!なあ!レンナ!」

 

 

ハラがレンナを見ると、まだ丸山の上にゲロを吐いていた。

「あーあ、飲みすぎだよレンナ」小雪が背中をさすっている」

 

「・・・解せん・・・」

ワーッ!

解せん、に一部のファンが出たーっとばかり騒いだ。

 

「なあ、瞬子・・・」

「うわっびっくりした!遅子!なにその袋いっぱいの・・・みんなのパンツ?」

「うん・・・ハハハ」

「お酒臭い!なんかフラグが立ったー!」

「それー!みんなのパンツをばらまきまーす!」花咲じじいの如く、遅子はパンツをつかんでは投げ、掴んでは投げた。

 

「ちょ・・・ちょっと!私のも!?」

「まあいいじゃん小百合、どうせいつも売ってるじゃん!」

「いいえ美由紀!ソープ嬢に、いつもヤってんだろってレイプするようなものよーっ!」

「ああ待って小百合・・・いっちゃった・・・」

 

「ゲロまみれで・・・女神にかかと落としくらって・・・自爆しかない・・・スイッチを自爆モードにして・・・レンナと小雪先輩だけでも巻き込んでやる!」

丸山の最後の大博打!

「貸しなさい!これで会場メチャクチャなんでしょ!」

「あ・・・」

小百合の手によって丸山の自爆スイッチが奪われた。

                       丸山 本当に力尽きてリタイア

 

「みんな!オイタはだめ!今日はかいさーん!」小百合がスイッチを押す。

 

ドッゴーン!「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

                           小百合 自爆リタイア 

 

 

「はははははははははは!」

「うわははははははははは!」

アダルト席のS先生と美由紀、飲みすぎで壊れている。

 

 

                    わかば、いこい、しんせい、コキすぎで体力限界突破、リタイア

 

 

「そーれそーれ」

「遅子、やりすぎだよ・・・ほら、パンツが体中にまきついてるだけだし、もどそ?」

「うるさいなぁ瞬子・・・ヒック・・・」

テーブルのロウソクが遅子にまきついたパンツに火をつける。

「あれ?あれー?燃えるー!燃えてルー!」

「うわぁぁぁぁ遅子!おちついておちついて!」

「MO☆E☆RU-」

「意味のないギャグなんて生み出さなくていいから・・・ほら・・この会場出たら海だから飛び込んでおいで!」

「ギャァァァァァァァ!」

「ほっ・・・ちゃんと外へ出てくれた」

                             遅子、燃えてリタイヤ

 

 

なんかモッタイナイのでこれは中盤、後盤へ続く