「病室からの快楽日記」
遂に入院する事になった。殴られすぎたらしい。
退院したらまた女子ボクシング部に戻るつもりだ。
何といっても私の基礎体力が尋常では無いのが幸いして、殴られても殴られても立ち上がる事が出きる。
これはMの私にとって大きな利点だ。
どうも私はMだが、それに付けて変態らしい。
倒れても倒れても立ち上がるので相手の息も切れる。
そこで私はクリンチをする。
何度も体験したので鮮明に香りを思い出せる。
脇からするツーンと脳まで来る匂い、これは誰もがいっしょだ。
はっきり言って濡れる。レズなのかな?
何度も何度も嗅いでいると、今度は相手のハァハァという息遣いとともに甘い息も嗅ぐ事が出きる。
濡れる。
桐生 麻子という同学年の同じ部の娘がいるが、彼女は私だけにMだと、モジモジしながら教えてくれた。
大きな自分のマウスピースをわざと洗わずに、匂い、変形、変色を楽しんでいる事。
だが彼女はスタミナと覇気が無い、すぐにリングに沈んでしまうらしい。
私は違う、立ち上がって立ち上がって、顔がどんなに腫れあがろうが、どんなにボディを受けて嘔吐しようが立ち上がる。
気持ちよさが長続きするからだ。
だが、麻子に教えてもらった大きなマウスピースだけは真似をさせてもらっている。
確かに興奮する。
パンチを打たれてマウスピースを吐き出す瞬間は、オナニーでイった瞬間に似ているからスキだ。
そして大きなマウスピースは私の放出した精液、大量の精液。
濡れてイきそうなのをこらえて、マウスピースを咥えて立ち上がる。
この根性スタイルはまわりにウケがいい、本当に私は運がいい。
前は自分のスパーリングを麻子に撮影してもらった、彼女の家は金持ちなので良いビデオを持っている。
最高だった。
私がマウスピースを吐く、唾液が散って、マウスピースが跳ねる。麻子はちゃんと私の見たい部分を分かっている。
画面いっぱいに私のマウスピースが跳ねる様子を撮影してくれた。
テレビからまるでマウスピースからツバの匂いが漂ってくるようだ。
何度も何度も見た。
そしてダウンをして半分白目で倒れている私とマウスピースを見事にフレームに入れてくれている。
それだけではない。
フックでマウスピースが徐々に顔を出してくる所や、だんだんと血に染まってくる部分を上手に編集してくれる。
テープを渡してくれる時、麻子はオドオドしながら言った。
「ご・・・ごめん・・・これで私何度も・・・」
何度もオナニーをしたのだろう。私には問題ない。麻子は好きだ。
最後に、放課後に麻子としたプレイについて書きたい。
マウスピースを付けたままのディープキス。
舌も入らないほどの巨大なマウスピースの隙間から舌を入れる。
迷路のように舌は進むが、やがて二人の舌は触れ合う。
その時、二人のマウスピースは入れ替わっていたり、片方がはみ出ていたり色々だ。
気持ちが良かった。
又やりたい。
今回、入院したのは油断してダウン時にイって痙攣してしまったからだ。検査入院。
もうすぐ部活へ戻る。
麻子がお見舞いに来てくれたが、私のマウスピースが洗われる前にちゃんと回収してきて送ってきてくれている。
いいヤツだ。
「大字(おおあざ)ちゃん?」麻子が病室にやって来た。
「うわっ!ビックリしたよ!いま日記かいてたから・・・」
「へー、どんな日記なんだろ?」
「ほーら!」
大字は麻子に日記を見せる。どんどん麻子の顔が赤くなる。
「わ、わたしお家の事があるからかかか、帰るね」方向を代えて出て行こうとする麻子、そこはコンクリートの壁だった。
ゴンッ
「あいたたた・・・」
「麻子はドジだなぁ」大字は笑った。